掃除機の選び方は?種類と頻度、吸込仕事率の見方、ロボット掃除機の注意点
掃除機を買い替えたいけれど、種類が多くて、何を基準に選べばよいのか分からないことがあります。
この記事の結論は、まず「掃除の頻度」と「しまう場所」から種類を決め、そのあと「集じん方式」「重さ」「ランニングコスト」「吸込仕事率の見方」の順に確認することです。そこで、パナソニックの選び方の解説と、日立の取扱説明書をもとに、選ぶ順番と確認点を整理しました。
読み終えると、カタログの数字のうち、どこを見ればよいかが分かります。まずは、種類の違いから見てください。
掃除機は、「頻度」と「しまう場所」で種類を決める
結論として、種類は、掃除の頻度としまう場所から決めるのが、分かりやすい順番です。パナソニックの解説では、種類ごとの特徴と、頻度による向き不向きが紹介されています。
| 種類 | 特徴(パナソニックの解説) |
|---|---|
| スティック(コードレス) | 本体とヘッドが一体で、電源コードの抜き差しが不要。スリムで省スペースに置ける。玄関脇やクローゼットの隙間にも収まりやすい |
| キャニスター | 本体を床に置いてヘッドを動かす。重さを感じにくく、大きめのモーターで吸引力が安定しやすい。近年は小型化が進んでいる |
| 掃除の頻度 | 向いているタイプ |
|---|---|
| 毎日掃除する | 軽量で、手早く使えるモデル |
| 週1回まとめて掃除する | 強い吸引力と、大容量のダストボックスがあるモデル |
出典:Panasonic UP LIFE「【徹底解説】一人暮らしに最適な掃除機の選び方とおすすめモデル」(2026年4月24日掲載。更新日の記載なし。「一人暮らし向け」の記事)
https://panasonic.jp/life/housework/100153.html
自分の掃除の頻度が分からないときは、掃除の頻度の目安の記事で、調査と一緒に整理しています。
集じん方式は、「ゴミ捨ての手間」と「お金」で選ぶ
結論として、集じん方式は、ゴミ捨ての手間と、続けてかかるお金のどちらを重く見るかで決まります。同じ解説では、次のように紹介されています。
| 方式 | 特徴(パナソニックの解説) |
|---|---|
| サイクロン式 | ゴミをこまめに捨てる必要がある。紙パックが不要なので、ランニングコストを抑えられる |
| 紙パック式 | ゴミ捨ての頻度は少なくて済む。紙パック代がかかる。交換の目安は、使用状況によるが、2〜3カ月 |
紙パックの交換時期は、部屋の広さやゴミの量で変わる、とも書かれています。
重さ・収納・ランニングコストは、買う前に数字で確認する
結論として、重さ、しまう場所、続けてかかる費用は、カタログや公式ページの数字で確認できます。同じ解説で、確認点とされているものは次のとおりです。
- 重さ:本体が軽いほど、狭い部屋で向きを変えたり、段差を越えたりするときの負担が少なくなります。解説では、スティックタイプの例として、JEMA(日本電機工業会)の自主基準で測った合計質量が、約1.1kgや1.2kgの製品が挙げられています。
- 収納:軽量でスリムなスティックタイプは、玄関脇やクローゼットの隙間に収まりやすい、とされています。
- ランニングコスト:紙パックやフィルターなどの買い替え費用も、本体の価格と一緒に確認するよう勧められています。
重さの数字は、製品ごとに違い、測り方(電池やノズルを含むか)で変わります。必ず、各メーカーの公式ページの仕様で確認してください。
吸込仕事率は、「目安」として見る
結論として、吸込仕事率は、掃除機の吸い込む力の目安ですが、数字だけで実際の掃除のしやすさが決まるわけではありません。パナソニックの解説では、次のように説明されています。
- 吸込仕事率は、JIS規格に基づく吸込力の目安で、最大から最小までの範囲で表示される。
- 実際の吸塵力は、吸込具、ゴミのたまり具合、床材によって変わる。
数字が大きいほどよい、と決めずに、自分の部屋の床材(フローリング、畳、カーペットなど)に合うかを、仕様と合わせて確認してください。床の種類ごとの掃除機のかけ方は、掃除のやり方と順番の記事で、シャープの解説と一緒に整理しています。
ロボット掃除機は、「使える家か」を先に確認する
結論として、ロボット掃除機は、機種を選ぶ前に、自分の部屋で使えるかを確認します。日立のロボット掃除機(RV-EX20)の取扱説明書は、使う前の準備や、使えない場所を具体的に挙げています。一例として紹介します。
| 確認すること | 取扱説明書の記載 |
|---|---|
| 床の片づけ | 電源コード、ひも、薄い紙・布・ビニール袋、吸い込まれやすい小物を片づける。ペットの排泄物や液体も片づける |
| 敷物 | 毛足が約2cmを超えるじゅうたんは片づける(2cm以下でも停止することがある)。薄くて滑りやすい敷物も片づける |
| 段差 | 約5cm以上の段差はセンサーが検知する(条件によっては検知しないことがある)。約2cm以上の段差がある場所は避ける |
| 使えない場所 | 階段、吹き抜けなど落下のおそれがある場所、水まわり、屋外、鏡面状や黒っぽい床。ペットを放している室内や、赤ちゃんがいる部屋では使用しない |
| 充電台の置き場所 | 前方約100cm、左右約50cmの範囲に、物を置かない |
出典:日立「ロボット掃除機 RV-EX20 取扱説明書」(発行日の記載なし。「2018年2月現在」の記載がある旧機種のもの)
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/clean/item/docs/rv-ex20_a.pdf
これは、旧機種の取扱説明書の一例です。段差の高さや使えない床は、機種によって違います。買う前に、気になる機種の取扱説明書を、公式ページで確認してください。
時間が足りないときの選択肢
掃除の時間が取れないときは、道具を替える方法や、外に任せる方法もあります。ここから先は、広告(PR)を含みます。
コードレス掃除機
スティックタイプは、電源コードの抜き差しが不要で、省スペースに置けるのが特徴とされています(パナソニックの解説)。仕様や価格は、公式ページで確認してください。
家事代行・ハウスクリーニング
掃除そのものを任せる方法もあります。料金の目安と、頼む前の確認点は、家事代行の料金の記事で整理しています。
よくある質問
吸込仕事率は、大きいほどよい?
パナソニックの解説では、吸込仕事率は目安で、実際の吸塵力は、吸込具やゴミのたまり具合、床材によって変わる、とされています。
紙パックは、どのくらいで交換する?
同じ解説では、紙パック式の交換の目安は2〜3カ月(使用状況による)とされています。部屋の広さやゴミの量で変わります。
ロボット掃除機は、どんな床でも使える?
日立の取扱説明書(RV-EX20)では、鏡面状の床や黒っぽい床、毛足の長いカーペットなどは避けるよう書かれています。機種によって違うため、取扱説明書で確認してください。
まとめ
- まず、掃除の頻度としまう場所で種類を決める。毎日なら軽量モデル、週1回なら吸引力と大容量(パナソニックの解説)。
- 集じん方式は、ゴミ捨ての手間(紙パック式が少ない)と、続けてかかるお金(サイクロン式が抑えやすい)で選ぶ。
- 吸込仕事率は目安。床材に合うかを、仕様と合わせて見る。
- ロボット掃除機は、床の片づけ、段差、使えない場所を、買う前に取扱説明書で確認する。
この記事で参考にした資料
- Panasonic UP LIFE「【徹底解説】一人暮らしに最適な掃除機の選び方とおすすめモデル」(2026年4月24日掲載):https://panasonic.jp/life/housework/100153.html
- 日立「ロボット掃除機 RV-EX20 取扱説明書」(2018年2月現在の記載あり):https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/clean/item/docs/rv-ex20_a.pdf
数字は各資料の公開時点のものです。最新の情報は、各リンク先でご確認ください。