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洗濯のコツは?失敗しやすい点と、洗濯表示・洗剤の量・干し方の基本

公開日 2026-10-16 / 更新日 2026-10-16

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洗濯は毎日のことなのに、気づくと「縮んだ」「色があせた」「型くずれした」と失敗することがあります。

この記事の結論は、「洗濯表示を見る→汚れやすい所に前処理→洗剤は容器の表示どおりの量→洗濯ネットに入れる→日陰で形を整えて干す」の5つを基本にすることです。そこで、ライオン、日立、消費者庁の資料をもとに、基本の手順と目安を整理しました。

読み終えると、毎回すべてを丁寧にやらなくても、気をつける場所が分かります。まずは、基本の手順から見てください。

洗濯の基本の手順は、この順番

結論として、基本の手順は次のとおりです。ライオンが紹介している洗濯の基本手順をもとに、整理しました。

順やることライオンの解説
1洗濯表示を確認する家庭で洗えるかを、先にチェックする
2前処理をする汗がつきやすい襟、袖、脇に、洗剤を直接塗ってから洗う
3コースと洗剤を選ぶ基本は洗濯表示に従う。大切な衣類は、弱い水流のコースとおしゃれ着用洗剤を使う。ニット類は、縮み防止のため、弱い水流か手洗いがおすすめ
4洗濯ネットに入れる衣類は畳んで入れる。プリント、装飾、レース素材などは裏返す。洗濯ネットは1枚に衣類1枚が図示されている
5干す形を整えて、日陰に干す(後述)

出典:ライオン株式会社の、夏物衣類のしまい洗いと収納についての資料(2018年9月6日。夏物衣類向けの内容)
https://doc.lion.co.jp/uploads/tmg_block_page_image/file/6267/20180906.pdf

この資料では、よくある失敗として、次の3つが挙げられています。

  • 黄ばみ・ニオイ:落としきれなかった皮脂汚れが酸化して起こる。
  • 縮み・型くずれ:特に、購入後の初めての洗濯で起きやすく、一度崩れると戻しにくい。
  • 色あせ:紺、黒、緑、鮮やかな赤などの濃い色で起きやすい。原因は、紫外線と水道水の塩素。

洗濯表示は、「上限」を示している

結論として、洗濯表示の記号は、「この方法まではできる」という上限を示しています。表示と同じか、それよりやさしい方法で洗います。消費者庁のパンフレットでは、新しい洗濯表示について、次のように紹介されています。

項目内容
いつから2016年(平成28年)12月1日から、新しい洗濯表示になった
記号の数22種類から41種類に増え、より細かい指示ができるようになった
基本の記号家庭での洗濯、漂白、乾燥、アイロン、クリーニングの5つ。それに付加記号や数字を組み合わせる
強さ基本記号の下の線で示す。線が少ないほど、やさしい方法
洗濯の温度数字で示す
禁止記号に×がついているときは、その方法はできない
見方の基本表示は上限。同じか、よりやさしい方法で行い、その範囲で方法を選ぶ

出典:消費者庁「衣類の新しい「取扱い表示」で上手な洗濯!」(2015年10月発行の第1版。経済産業省のサイトに掲載)
https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun-kijun/keihatsu/pamphlet/pdf/sentakupanf.pdf

記号の細かい意味は、パンフレットや、衣類のタグを見て確認してください。

洗剤と洗濯物の量は、表示と取扱説明書で確認する

結論として、洗剤の量は、「洗濯物の重さ」と「洗剤の容器の表示」で決まります。日立の洗濯機の説明では、次のように案内されています。

  • 洗剤は、容器に書かれた使用量を確認して入れる:洗剤の種類によって、計量スプーンやキャップ1杯の量が違います。
  • 軽い汚れなら、表の半分程度(5〜6割)が適当:日立の全自動洗濯機(NW-70A)のガイドにある記載です。機種によって異なるため、お使いの取扱説明書で確認してください。
  • 洗濯物の量の目安は、重さで決まる:日本電機工業会の自主基準による重さの目安が、取扱説明書の表にあります。目安は、乾いた状態の洗濯物を押さえこむ前の量です。
  • 大きな物は、折りたたんだまま重ねて洗わない:毛布などは、片寄らないよう、槽内に均一に入れ直すよう案内されています。

出典:日立「カンタンご使用ガイド 全自動洗濯機 NW-70A」(日付の記載なし)
https://kadenfan.hitachi.co.jp/wash/pdf/nw-70a_kg_a.pdf
日立「ドラム式で洗剤・柔軟剤を手動で入れるときの適量の確認方法」(更新日の記載なし)
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/wash/q_a/a79.html

洗濯機のメーカーや型によって、量の目安や、使えない洗剤が違います。必ず、お使いの洗濯機の取扱説明書と、洗剤の容器を確認してください。

干し方は、「日陰」と「衣類に合うハンガー」

結論として、色あせと型くずれを防ぐには、形を整えて日陰に干します。ライオンの資料では、干し方が次のように紹介されています。

衣類ライオンの資料の干し方
全般形を整えて、日陰に干す。日光が避けられないときは、裏返して干す
ブラウス・シャツ・Tシャツ肩幅に合わせたハンガーを、裾から入れる
パンツ・スカート角ハンガーなどを使って、筒干しにする
ニットハンガーに掛けると伸びるため、平干しが基本。竿に掛けるときは、身頃を二つ折りにする

色あせの原因には、紫外線が挙げられているため、日陰や裏返しが勧められています。

時間がない日は、「初めて洗う服」と「大切な服」だけ丁寧に

結論として、洗濯のコツを毎回すべてやる必要はありません。書き手の整理として、時間がない日の考え方を次にまとめます(調査や出典のある数字ではなく、考え方の一例です)。

  • 初めて洗う服は、洗濯表示を確認する:ライオンの資料では、縮みや型くずれは、購入後の初めての洗濯で起きやすいとされています。
  • 大切な服・ニットだけ、ネットと弱い水流を使う:同じ資料で、弱い水流のコースやおしゃれ着用洗剤が勧められています。
  • 普段着は、洗剤の量と干す向きを守る:洗剤は容器の表示どおりに。干すときは、形を整えます。

家事全体の時間の考え方は、掃除の頻度の目安の記事で、調査と一緒に整理しています。掃除の順番は、掃除のやり方と順番をご覧ください。

時間が足りないときの選択肢

洗濯や家事の時間が足りないときは、外に任せる方法もあります。ここから先は、広告(PR)を含みます。

家事代行・ハウスクリーニング

家事代行は、会社によって、できる作業や料金が違います。洗濯が対応に含まれるかも会社ごとに違うため、各社の公式ページで確認してください。

よくある質問

洗濯ネットは、何枚の衣類を入れればいい?

ライオンの資料では、洗濯ネットは1枚に衣類1枚を入れる図が示されています。日立のガイドでは、一辺40cm以上の大きな洗濯ネットは、その洗濯機では使わないよう案内されています。洗濯機によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

洗濯表示の「×」は、どういう意味?

消費者庁のパンフレットでは、記号に×がついているときは、その方法はできない、と紹介されています。

ニットは、どう洗う?

ライオンの資料では、ニット類は、縮み防止のため、弱い水流か手洗いがおすすめとされています。干すときは、平干しが基本です。

まとめ

  • 基本は5つ:洗濯表示を見る、前処理、洗剤は表示の量、洗濯ネット、日陰で形を整えて干す。
  • 洗濯表示は「上限」。同じか、よりやさしい方法で洗う。×はできない方法(消費者庁)。
  • 洗剤は容器の表示の量で、洗濯物の量の目安は取扱説明書で。機種によって違う(日立)。
  • 時間がない日は、初めて洗う服と大切な服だけ丁寧に。時間が足りなければ、外に任せる選択肢もある。

この記事で参考にした資料

数字は各資料の公開時点のものです。最新の情報は、各リンク先でご確認ください。